アイロンのかけ方
シワができたら
1.たたみジワ
軽度のたたみジワの場合は、まず直射日光の当たらない室内などで1~2日間ハンガー掛けしましょう。
2.アイロンのかけかた
・アイロンをかける前に洗濯表示を確認し、素材にあった温度に設定して下さい。
※設定温度を間違えてしまうと、折り目がつきすぎたり、生地を痛めてしまいますので注意しましょう。
・ドライとスチームを使い分けしましょう。
アイロンの熱によりシワを伸ばします。
ポリエステルなどの化学繊維、シルクやシワになりやすい綿・麻などの衣類は、基本的にドライで仕上げます。
蒸気の力で、つぶれた繊維を元に戻し、ふんわりさせることができます。
ウール素材やセーターなどの毛足の長い衣類は基本的にスチームで仕上げます。
また、ボトムの折り目をつけたり、ニットの形を整えるのにも適しています。
3.アイロンがけの例
ジャケットのアイロンがけ
まずは、肩から袖にかけてアイロンをかけます。 当て布をあて、左手でしわを伸ばしながらかけて下さい。 強くかけすぎずになでるようにかけるのがポイントです。
次に後ろ身頃にかけます。 アイロン台を覆うように乗せ、上から下へなでるようにかけて下さい。
・前身頃は全体的に軽くかけて下さい。 ボタンまわりは特にしわにならないように注意しながらかけましょう。
ラペルは折り目を強くつけすぎると、ジャケットの形が崩れてしまいますので、注意しましょう。
衿は裏から押し付けるようにかけ、しわを伸ばします。 かけ終えたら、衿を折り返して形を整えましょう。
パンツ(ボトムス)のアイロンがけ
腰まわりを一周かけます。 アイロン台に挟み込むようにかけ、片面ずつかけましょう。 ボタン、ファスナーに注意しながらかけて下さい。
片方ずつアイロン台の上に乗せ、腰から裾へアイロンをかけます。 折り目のある場合は、折り目に沿ってかけましょう。
裾は内側から丁寧にかけましょう。